デパコスとプチプラ、どこにお金をかける?配分の決め方

執筆者:

カテゴリ:

こんにちは、税理士のきいちゃんです。

今日は税金の話から離れて、コスメにかけるお金の配分の話をします。

プチプラで十分なもの、お金をかける価値があるもの。その線はどこにあるか

「全部デパコスにしたい」も「全部プチプラで済ませたい」も、どちらも極端です。配分を決めるための基準を持っておくと、迷いが減って結果的に無駄も減ります。

判断の軸は「1回あたりいくらか」

値札の数字だけを見ると、デパコスは高く見えます。でも大事なのは使い切るまでに何回使えるかです。

例で考えてみます。

  • 6,000円の口紅を2年使う(週5回・約500回) → 1回あたり12円
  • 1,500円の口紅を3か月で使い切る(約60回) → 1回あたり25円

この計算だと、デパコスのほうが1回あたりは安いことになります。口紅やアイシャドウのように減りが遅く、長く使うものは、単価が高くても割高にならないわけです。

逆に、化粧水や乳液のように毎日たっぷり使うものは、消費が速いぶん総額に効いてきます。

配分の目安

お金をかける価値が出やすいもの

  • ベースメイク/肌に合わないと1日中気になる。色や質感の差が出やすい
  • 長く使う色もの/口紅、アイシャドウパレット。1回あたりが安くなる
  • 肌が敏感な人のスキンケア/合わないものを試し続けるほうが結果的に高くつく

プチプラで満足しやすいもの

  • クレンジング・洗顔/落として流すもの。消費が速い
  • 大量に使う保湿/全身用など、量を使うもの
  • 流行の色/来年使うか分からないものに高い金額を出さない
  • ツール類/ブラシやパフは消耗品。買い替え前提で選ぶ
きいちゃんメモ

いちばんもったいないのは「高かったから」と合わないものを使い続けることです。払ったお金は戻りません。合わないと分かった時点で手放すほうが、肌にも気持ちにもいい。すでに払った金額に引きずられて判断を誤るのは、家計でも事業でもよくある話です。

同じものを2つ以上持っていないか

コスメの支出が膨らむ最大の原因は、単価ではなく重複です。

似た色のリップが5本、開封済みの化粧水が3本、使いかけのファンデが2つ。心当たりはありませんか。

一度、手持ちを全部出して並べてみてください。「持っているのに買っていたもの」が見えると、次から買う量が自然に減ります。家計簿をつけるより効果があります。

コスメには使用期限もあります。開封後は数か月から1年程度が目安。使い切れない量を持つこと自体が無駄になっている、という視点は持っておいて損がありません。

試すときのコスト管理

新しいものを試したいときは、いきなり本製品を買わないほうが安全です。

  • トライアルセットやミニサイズから始める
  • 変えるのは1回にひとつだけ(複数同時だと、合わなかった原因が分からない)
  • 肌に合うか分かるまで2週間は様子を見る

とくに乾燥肌・敏感肌の方は、少量から試せるブランドを選ぶだけで失敗の総額がかなり変わります。

オルビスユー

保湿を中心にしたスキンケアシリーズで、初回はトライアルサイズから試せます。「いきなり本製品を買って合わなかった」という失敗を避けたい方に向いています。通販ブランドなので価格帯も百貨店のものより抑えめで、続けやすいのが利点です。

買い方でも総額は変わる

同じものを買うにしても、買い方で年間の支出は変わります。

  • 定番品はまとめ買い、新作は単品/使うと決まっているものだけまとめる
  • 百貨店のカウンターはサンプルをもらう/試してから本製品を買えば失敗が減る
  • 詰め替えがある商品を選ぶ/長く使うものは容器代が積み上がる
  • 定期便は「今ある分が切れる日」で計算する/届く速さが使う速さを上回ると在庫が増える

最後の点は要注意です。定期便は割安に見えますが、使い切れないペースで届くなら割高です。未開封が2つ以上たまっているなら、届く間隔を延ばすか一度止めてください。

ポイント還元も、ポイントのために本来買わないものを買っているなら意味がありません。還元率より、買う量そのものを見てください。

配分を決める3つの問い

  1. 使い切るまでに何回使うか(1回あたりに直す)
  2. 肌に直接影響するものか、落とすだけのものか
  3. いま同じ用途のものを何個持っているか

おわりに

コスメは、値段の高い安いで良し悪しが決まるものではありません。自分に合っていて、使い切れる量を持っているかどうかです。

減らすことが目的ではなく、納得して使うことが目的。そのための計算だと思ってください。

Xでも税金とお金の話をつぶやいています。よければ@tax_kiichanものぞいてみてください。

※本記事は一般的な家計管理の考え方を紹介するものです。金額はあくまで例であり、適切な配分は収入や生活状況によって異なります。化粧品の使用期限や肌への適合は製品・個人によって異なりますので、各製品の表示をご確認ください。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です