季節の変わり目に香りを変えたくなる|足す前に、つける場所と量を見直す

執筆者:

カテゴリ:

こんにちは、税理士のきいちゃんです。

「去年の秋に気に入っていた香りが、今年はなんだかしっくりこない」

9月に入ると、こういう感じになる年があります。私も毎年どこかで一度は思います。棚から出して手首につけて、あれ、こんなだったかな、と手を止める。

先に結論を書きます。しっくりこないときに最初にやることは、新しい香りを探すことではなくて、つける場所を下げて、量を減らして、身のまわりで重なっている香りを数えること。この順番で、たいてい印象が変わります。それでも合わないと感じたら、そのときに変えればいいと思います。

9月に入って、去年の香りが重く感じた日

同じ瓶の、同じ中身です。それでも季節で印象が変わるのは、香りの立ち上がり方が気温と湿度で変わるからです。

暑くて汗をかく時期は、肌の上から一気に広がって、そのぶん早く飛んでいきます。空気が乾いて涼しくなると、広がり方はおとなしくなるかわりに、残り方が長くなります。だから夏に「ちょうどいい」と思っていた量が、9月には「多い」と感じることがあります。反対に、夏はすぐ消えてもの足りなかった香りが、秋にちょうど良くなることもあります。

つまり、香りを変えたくなる気持ちのほうが正しいこともあるし、量を変えるだけで足りることもある。季節の入り口は使うものが全体的に落ち着かない時期でもあるので、季節の変わり目に肌が揺らぐとき、減らすもの・戻すものの順番と同じ考え方でいいと思います。

自分の香りが分からなくなって、もう一度つけた日

ここがいちばん気をつけたいところです。つけている本人は、自分の香りにいちばん早く慣れます。しばらくすると分からなくなって、消えたように感じます。

でも、消えているとは限りません。同じ空間にずっといる自分の鼻は当てになりにくく、外から入ってきた人のほうがよく分かる。少し出かけて戻ると自分の家のにおいが分かる、あれと同じです。

だから「分からなくなったから足す」という判断が、いちばん外しやすいのだと思います。足したいと思ったときは、いったん保留にする。どうしても確かめたいなら、外の空気を吸ってから戻ってきて、それでも分からなければ考える、くらいでちょうどいい気がします。

きいちゃんメモ

朝つけたあと、家族や同居している人に一度だけ「今日どう」と聞ける環境なら、それがいちばん早い確かめ方です。聞ける相手がいないときは、上着の内側だけにつけて、脱いだときに自分で確かめるという手もあります。

つける場所を下げて、量を減らした日

同じ量でも、どこにつけるかで届き方が変わります。ざっくり言えば、上につけるほど強く感じ、下につけるほどおとなしくなります。

髪や耳の後ろは、自分の鼻にも相手の顔にも近い場所です。手首は動かすたびに広がります。服の内側は布に留まるので、肌より長く残りやすい。足元や膝のあたりは、立ち上がってくるぶんだけがふわっと届きます。

迷ったときは、下のほうに、少なく。ひと吹きを空中に出して、そこをくぐるだけで十分な日もあります。

ヘアミストのように髪に使うものは、風で動くぶん広がりやすいです。練り香水のように肌に置くタイプは、範囲が狭くて自分で調整しやすい。同じ「香りをつける」でも、届く距離がぜんぜん違うので、その日の予定で使い分けるほうが早いと思います。

香水を変えても、しっくりこなかった日

ここでつまずく方が多い気がします。香水を見直したのに、まだ違う。それは、香水以外にも香っているものがあるからかもしれません。

朝の支度で、香りのあるものをいくつ使っているか数えてみてください。洗濯した服の柔軟剤、シャンプーとトリートメント、ボディクリーム、ハンドクリーム、日焼け止め、制汗剤、リップ。それぞれは弱くても、重なると全体の印象が決まります。柔軟剤や洗剤は服に残っている時間が長いので、影響がいちばん見えにくい相手です。

やり方は単純で、いちどきに全部やめず、いちばん強いと思うものを1つだけ無香のものに替えて、数日過ごす。印象が変わるなら原因はそこで、変わらなければ次の1つ。遠回りに見えて、これがいちばん確実です。

きいちゃんメモ

洗剤や柔軟剤を買い替えたばかりなら、香水は去年と同じでも組み合わせが変わっています。「変わった」と感じた時期の前後に何を新しくしたか、思い出すと当たりがつきやすいです。

人と近い距離になる日と、そうでない日

毎日同じようにつけなくていい、と思っています。距離で分けるのがいちばん分かりやすいです。

打ち合わせで机をはさんで向かい合う日、混んだ電車に長く乗る日、食事の席に行く日。こういう日は、量を減らすか、服の内側だけにするか、つけない。とくに食事の席は、料理の香りと一緒になるので、私は基本的につけません。

反対に、家で作業する日やひとりで出かける日は、好きなだけでいいと思います。分けておくと「つけていいのかな」と毎回考えなくて済みます。

お店で試すときも同じで、何本も続けると3本目くらいから分からなくなります。それは鼻が疲れているだけなので、その日に決めなくて大丈夫です。試香紙で好きだと思ったものが、肌の上では違って感じることもあります。つけて帰って、夕方にもう一度かいでから決める。急いで決めたものが引き出しの奥に残るのは、試供品とサンプルが溜まっていくのと同じ理由だと思います。

しっくりこないときに、順番でやること

  1. 量を半分にして、つける場所を下のほうに変える
  2. 足したくなっても、いったん保留にする(自分では分かりにくい)
  3. 香水以外で香っているものを数えて、1つだけ無香に替えてみる
  4. 人と近い距離になる日は、減らすかつけない
  5. それでも合わなければ、そのときに変える。決めるのは今日でなくていい

おわりに

最後にひとつ。香りをつけない日があっても、何も困りません。毎日ちゃんとつけることを目標にしなくていいと思っています。

体調が整わない日、頭が重い日、においに敏感になっている時期。そういう日の鼻はふだんと違う判断をするので、無理に決めなくていいです。何日か置いて同じ瓶を開けたら、しっくりこなかった理由が分からなくなっていることもあります。

合うもの・合わないものは人によって違って、同じ人でも時期で変わります。季節が動いているだけで、去年の自分と今年の自分が違うのは、当たり前のことです。

こういう日々のことは、X(@tax_kiichan)でも書いています。

※一般的な情報提供です。香りの感じ方には個人差があり、合うもの・合わないものは人によって異なります。肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状があるときは医療機関にご相談ください。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です