ネイルとまつげエクステの年間費用は?1週間延ばすと年56,000円変わる

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こんにちは、税理士のきいちゃんです。

「ネイルもまつげも月に1回くらいなので、そんなに使っている感覚はないんです。でも、なぜかお金が残らなくて」

結論から書きます。ジェルネイルとまつげエクステを両方、3〜4週ごとに続けている場合、年間の支出はおおむね18万〜24万円になります。月あたりにならすと1万5,000円から2万円ほど。1回ずつ支払っているときは小さく見えるのに、12か月ぶんを足すと、旅行にも引っ越しにも届く金額です。

ただしこれは「やめましょう」という話ではありません。年に一度だけ合計を直視して、続けるなら納得して続ける。そのための計算です。

まず、1年ぶんを足してみる

相場の一例として、ジェルネイルが1回7,000〜10,000円、まつげエクステが1回5,000〜7,000円あたり。地域や店、デザインや本数によって幅がありますので、ご自身の領収の金額に置き換えて読んでください。ここではネイル8,000円、まつげ6,000円で置きます。

1年は52週です。来店間隔で年間回数がどう動くかを並べると、こうなります。

来店間隔年間の回数ネイルまつげ合計
3週ごと約17回136,000円102,000円238,000円
3週半ごと約15回120,000円90,000円210,000円
4週ごと約13回104,000円78,000円182,000円
5週ごと約10回80,000円60,000円140,000円

確定申告のお手伝いをしていると、通帳やカードの明細を1年ぶん並べる場面が毎年あります。そのときに「こんなに行っていたんですね」とおっしゃる方は、本当に多いです。悪いことをしていたわけではなく、単に足したことがなかっただけなんですよね。

間隔を1週間延ばすと、年に4回ぶん減る

表でいちばん効くのは、いちばん左の列です。3週ごとを4週ごとに変えるだけで、年間の来店は17回から13回へ、4回ぶん減ります。金額にすると、ネイルで32,000円、まつげで24,000円、両方なら年間56,000円ほど変わります。

1回あたりの単価を下げるより、間隔を1週間動かすほうが効き目が大きいことが多いです。単価を1,000円下げても年間で1万5,000円ほどですから、差は歴然ですよね。しかも間隔は、来月の予約を1週ずらすだけで実行できます。

きいちゃんメモ

間隔を延ばすなら、伸びても目立ちにくいデザインを選ぶのが近道です。根元が目立ちにくい色にする、まつげは本数を欲張らずに減り方をゆるやかにする。持ちの良さは、次の予約日を決める前に相談しておくと変えやすいです。

見落としやすいのは「本体以外」のお金

年間費用を計算するとき、施術の料金だけで済ませてしまうと、実際の出費とずれます。抜けやすいのは次のあたりです。

  • オフ代。他店で付けたぶんは追加になることもあります
  • デザインの追加料金。石やアートは1本単位で加算されがちです
  • 取れたときのお直し。無料の期間を過ぎると有料になります
  • 指名料、休日料金
  • 自宅で使うケア用品。専用のクレンジングや保湿のオイルなど
  • サロンまでの交通費と、前後に寄るお茶代

ひとつずつは数百円から数千円ですが、年に均すと1万〜2万円の上乗せになることは珍しくありません。先ほどの21万円が、実際には23万円だった、ということが起こります。まずは1年ぶんの明細を眺めて、実額を出すところからです。

「やめる」の前に、つまみは3つある

この手の支出は、続けるかやめるかの二択で考えると苦しくなります。実際には、調整できるつまみが3つあります。

動かせる3つのつまみ

  1. 頻度。3週を4週に。年4回ぶん、約56,000円が動きます
  2. 単価。デザインを簡素にする、平日の枠を使う、定額の仕組みを使う
  3. 自分でやる範囲。ネイルは手だけ通って足は自分で、まつげは繁忙期だけ休むなど

3つを少しずつ回すほうが、ひとつをゼロにするより続きます。たとえばネイルは4週ごと、デザインは単色に、足元は自分で。それだけで年間の合計は5万円ほど下がりますが、見た目の満足はほとんど落ちません。

仕事で必要な人は、無理に削らない

接客や販売、人前に立つ仕事をしている方にとって、手元や目元の身だしなみは仕事の一部です。削ったせいで気後れするなら、それは節約になっていません。その場合は、この費用を「減らす対象」ではなく「固定費」として先に確保して、別の項目で調整するほうが健全です。

なお、仕事に必要だと感じていても、美容にかかる費用は原則としてプライベートな支出として扱われます。経費になるかどうかは事情によりますので、気になる場合は個別に確認してみてください。

よくある質問

定額で通い放題の仕組みは得ですか。
月に2回以上行く方なら効く場合があります。月1回の方だと、行かない月が出た時点で割高になりがちです。契約の前に、直近1年で何回行ったかを数えてから決めてください。

自分でやると、どれくらい変わりますか。
道具をそろえる初期費用が1万〜2万円ほどかかり、慣れるまで時間もかかります。手を出すなら、まずは足元や、オフだけ自分でやる範囲から。全部を置き換えようとすると、たいてい途中でやめて道具代だけが残ります。

おわりに

年間の数字を出すのは、自分を責めるためではありません。20万円という金額を見たうえで「それでも払う価値がある」と思えたなら、それはもう立派な家計の判断です。逆に「ここまでは要らなかった」と思えたなら、来月の予約を1週ずらすところから始めれば十分です。

まずは、通帳とカードの明細から1年ぶんを拾ってみてください。合計を知っている人は、迷わなくなります。

お金まわりの小さな話は、Xでも書いています。よかったら @tax_kiichan をのぞいてみてください。

※本記事は一般的な家計管理の考え方を紹介するものです。金額はあくまで例であり、適切な配分は収入や生活状況によって異なります。

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