こんにちは、税理士のきいちゃんです。
「あ、またこの時期か。気づくのはいつも、あごにできてから」
朝、鏡の前で見つけて、思い出す。そういえば先月もこのへんだった、と。気づいたときにはもう荒れていて、あわてて何かを足して、数日後に落ち着いたころには忘れている。これを毎月くり返している人は少なくないと思います。
先に結論を書きます。生理前のゆらぎは、スキンケアを増やして押さえ込むより、来ると分かっている前提で予定と手の動きを変えるほうが波が小さくなります。必要なのは新しい一本ではなく、カレンダーへの小さな印と、触らないと決めること。この記事では、その具体的なやり方を順番に書いていきます。
「気づくのがいつも荒れてから」なのは、忘れるようにできているから
生理が始まる数日から十日ほど前にかけて、体や気持ちにいろいろな変化が出る人がいます。肌荒れもそのひとつとして一般向けの情報でよく挙げられていて、生理が始まると落ち着いていくことが多い、とされています。
ここで困るのは、落ち着いたら忘れてしまうことです。つらい期間はせいぜい一週間ほどで、残りの三週間は普通に過ごせる。だから次の波が来るまで、誰も準備をしません。毎回が「初めての荒れ」のように感じられて、そのたびに慌てる。慌てること自体が、ケアを増やしすぎる原因になっています。
カレンダーに書くのは、生理の日と「肌の一言」だけ
記録といっても、細かい日記はいりません。続かないからです。書くのは二つだけにします。
- 生理が始まった日——スマホのカレンダーでも手帳でも、いつも見る場所に
- 肌が気になった日の一言——「あご2つ」「頬ざらざら」「おでこテカる」くらいで十分
これを二、三か月続けると、自分の波の形が見えてきます。何日前くらいから出るのか、どこに出やすいのか。皮脂が増えてテカる人、あごや口のまわりに吹き出物が出る人、逆に乾いてしみやすくなる人。出方は本当に人それぞれで、友人や口コミの「生理前はこうなる」が自分に当てはまるとは限りません。自分の記録がいちばん頼りになります。
形が見えたら、次の波の少し手前に「そろそろ」と一言入れておく。それだけで、見つけた朝の気持ちがずいぶん違います。来ると分かっているものは、来ても慌てません。
この時期は、新しいものを試さない
荒れているときほど、何か変えたくなります。ドラッグストアで吹き出物向けの表示を見て、つい手に取る。でも、ゆらいでいる時期に新しいものを入れると、合わなかったときに原因が分からなくなります。肌がもともとゆらいでいたのか、新しいものが合わなかったのか、見分けがつきません。
新しいコスメを試すなら、落ち着いている時期に。この時期は、いつも使っていて問題がなかったものだけで過ごすと決めておくと、売り場での迷いも減ります。足したくなったときに何を戻せばいいかは、スキンケアを増やすほど良くなるわけではないで順番を書いています。
忙しい時期ほど「何か新しいやり方で乗り切ろう」としてかえって崩れる、というのは仕事でも家事でもよくある話です。肌も同じで、波の最中は手順を変えないほうが、立て直しは早いことが多いです。
触る・つぶすを減らすための、小さな工夫
吹き出物があると、無意識に指がいきます。考えごとをしながら、あごを触る。鏡を見るたびに確かめる。これを減らすのが、この時期いちばん効く「手入れ」かもしれません。
- 髪が顔にかかる人は、この時期だけまとめる(払う手が顔に触れる回数が減ります)
- 頬づえをつく癖がある人は、机の上の置き場所を変えてみる
- 拡大鏡で確認するのをやめる。近くで見るほど触りたくなります
- 気になったら、指ではなく清潔なコットンを使う、と決めておく
つぶしたくなる気持ちはよく分かります。ただ、跡が残って長引くことがあるので、手を出さないほうが結局は早く落ち着きます。鏡に近づくのがつらい日の過ごし方は、鏡を見るのが嫌な日にすることにもまとめました。
「睡眠を優先する日」と「メイクを軽くしていい日」を先に決める
記録で波の時期が分かったら、その数日は予定の立て方を少し変えます。夜の予定を詰めない。遅くまでスマホを見ない日にする。肌のためというより、体全体がしんどくなりやすい時期なので、先に休む日として押さえておくイメージです。
メイクも同じです。吹き出物を隠そうとファンデーションを重ねると、厚くなって夕方に崩れ、落とすときにこすってしまう。この時期は「隠しきらなくていい日」と決めて、気になるところだけ薄く整える。人と会う大事な予定は、できれば波の外側に置く。全部は動かせなくても、ひとつ動かせるだけで気持ちが楽になります。
記録しても毎回ずれるのは?
周期は体調や忙しさで前後するので、ぴったり当たらなくて当然です。「このあたり」という幅で見ておけば十分です。
肌よりも気持ちのほうがつらいときは?
生理前の心や体の不調は「月経前症候群(PMS)」と呼ばれることがあり、婦人科で相談できます。気分の落ち込みやイライラが強くて日常生活や仕事に差しつかえる、肌荒れがひどく長引く、というときは、我慢せず婦人科や皮膚科に相談してください。自分の記録があると、受診したときにも説明しやすくなります。
おわりに
毎月荒れてしまうのは、手入れが足りないからでも、我慢が足りないからでもありません。体のリズムがそういう形をしている、というだけです。波をなくすことはできなくても、来る場所が分かっていれば、低く越えることはできます。
まずは次に生理が来た日、カレンダーに小さく印をつけてみてください。肌が気になった日には一言。三か月後、自分の波の形が少し見えているはずです。
X(@tax_kiichan)でも、暮らしのなかで気づいたことを短く書いています。よかったらのぞいてみてください。
※本記事は一般的な情報提供です。肌や髪の状態には個人差があり、合うもの・合わないものは人によって異なります。気になる症状があるときは医療機関にご相談ください。

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