夕方の化粧崩れ、原因は夕方ではなく朝の手順にあるかもしれない

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こんにちは、税理士のきいちゃんです。

夕方、洗面所の鏡を見て「朝はこうじゃなかったのに」と思う。

夕方の化粧崩れって、夕方に起きているように見えて、実は朝の数分でだいたい決まっているのかもしれません。何をどの順番で、どのくらい乗せたか。それが六時間後や八時間後の顔に出てくる。だから直すための道具を増やすより、朝の手順をひとつ引いてみるほうが早いことがあります。

もちろん、これが全員の答えではありません。合う人と合わない人がいて、季節や体調でも変わります。今日は「自分はどっちだろう」と考えるための材料だけ並べてみます。

崩れるのは夕方、決まるのは朝

まず前提として、皮脂は出るものです。まぶたは一日じゅう動くし、口元も動く。頬杖をつくし、髪が顔にかかるし、外を歩けば汗をかく。一日の終わりに朝と同じ顔でいることは、そもそも起きません。

なので目指したいのは、崩れないことではなく、崩れ方が予想できる状態だと思っています。「私は夕方、鼻のわきがいちばん先に来る」とわかっていれば、そこだけ押さえて終わりにできる。予想がつかないと、どこから手をつけるか迷って、結局ぜんぶ触ってしまう。触るほど時間はかかるし、仕上がりも遠のきます。

急いでいる朝ほど、重ねる数が増えていませんか

時間がない朝は、判断が雑になります。雑になるとどうなるかというと、減らすのではなく増える方向に転びやすい。化粧水、乳液、日焼け止め、下地、ファンデーション、気になるところを隠すもの、最後にパウダー。全部が必要な気がして、全部乗せる。

層が増えると、境目も増えます。境目が増えるほど、動いたときにずれる場所が増える。しかも急いでいる朝は、前に乗せたものが肌になじむ前に次を重ねてしまいがちです。指で触ってまだ湿っている状態のまま次に進むと、混ざったまま一日が始まります。

きいちゃんメモ

引くなら、いちばん「なんとなく」で乗せているものから。習慣で使っているだけのものが一つはあるはずです。一週間やめてみて、夕方の顔が変わらなければ、それは急ぐ朝には要らないもの。逆に明らかに悪くなったら、それはあなたに必要なもの、と確認できたことになります。

皮脂でくずれる日と、かわいてくずれる日は対処が逆

これがいちばん取り違えやすいところだと思います。同じ「夕方の崩れ」でも、原因が皮脂なのか乾燥なのかで、やることが真逆になります。

鼻のわきや額だけがてかって、そこから溶けるように色が動いていくなら皮脂側。押さえて、その部分だけ薄くのせ直す。全顔を触る必要はありません。一方で、頬が粉っぽい、口のまわりが小さくヨレる、笑うと目の下に細い線が出る——こちらは乾燥側です。乾燥側なのに押さえたり粉を足したりすると、その場は落ち着いても、しばらくすると同じところがまた気になります。

厄介なのは、多くの人が同じ顔の中に両方持っていることです。だから「これさえやれば崩れない」という誰かの正解が、自分に当てはまらない。当てはまらなくても、あなたのやり方が間違っているわけではありません。

直す道具は、増やすより減らしたほうが早い

持ち歩くものを増やすと安心します。でも、増えた分だけ選ぶ時間が発生します。休憩の数分で、ポーチをのぞいて、迷って、結局いちばん上にあるものだけ使って戻す。それなら最初から二つに絞っておいたほうが、迷わない。使わないまま増えていくものについては、試供品とサンプルが引き出しに溜まっていくのは、片づけのせいじゃないのほうで書きました。

選ぶときの目安は、自分がどちら側に転びやすいかです。皮脂側に転ぶ人は、押さえるものと部分的に足せる粉もの。乾燥側に転ぶ人は、水分を足せるものと、押さえずになじませられるもの。あぶらとり紙とティッシュも別物で、しっかり取るのか軽く抑えるのかで使い分けが変わります。

ミストを使うなら、吹いたあとを放っておかないこと。表面に置いたままにするより、かわききる前に軽く押さえてなじませたほうが落ち着きます。ここを飛ばすと、直したつもりが逆になることがあります。

去年うまくいった手順が、今年は合わないこともある

湿度、冷房や暖房の当たり方、睡眠、体調の波。肌の状態は季節でも変わりますし、同じ月でも週によって違います。夏に完璧だった手順が、乾く時期にはやりすぎになる。逆もあります。夏に受けたダメージをどこから戻すかは、夏の肌ダメージの立て直しのほうで書いています。

だから、手順を一度決めて固定しなくていいのだと思います。今日の肌を見て、今日の分だけ決める。それくらいの気軽さのほうが、長く続きます。

よくある質問

下地を変えれば崩れなくなりますか

下地は、あとに乗せるものをなじみやすくするためのものです。変えて手ごたえがある人もいますが、それだけで一日じゅう変わらない顔になるものではありません。変えるなら、同時に量や順番も見直したほうが、何が効いたのか判断しやすくなります。

塗り直しはいつがいいですか

崩れてから直すより、崩れる少し前が楽です。自分がだいたい何時ごろに気になり始めるかを、二、三日だけ意識してみてください。時間が読めると、そのタイミングでひと手間かけるだけで済むようになります。

何を試してもうまくいきません

手順の問題ではないこともあります。急に赤みやかゆみ、ひりつきが出た、いつもと違う状態が続いているというときは、化粧のやり方をいじる前に皮膚科などの医療機関に相談してください。原因が肌そのものにあるとき、手順をどう変えても答えは出ません。

おわりに

夕方に崩れているのは、手を抜いたからではありません。朝のあなたは、限られた時間の中でちゃんとやっています。ただ、その「ちゃんと」が一つ多かったり、順番が半歩早かったりするだけ。

直せなかった日があっても、それは今日の予定が忙しかっただけです。鏡の前で落ち込む代わりに、「今日は乾燥側だったな」とひとつメモできたら、それで十分だと思います。

今日から試せる3つ

  1. 朝の手順から、なんとなく使っているものを一つ引いてみる
  2. 夕方の崩れが皮脂側か乾燥側か、どちらに近いか見てみる
  3. 持ち歩く直す道具を、自分側に合わせて二つに絞る

暮らしのことや働くことについて、日々の小さな気づきはX(tax_kiichan)でも書いています。よかったら覗いてみてください。

※本記事は一般的な情報提供です。肌や髪の状態には個人差があり、合うもの・合わないものは人によって異なります。気になる症状があるときは医療機関にご相談ください。